エメ・ユズル

このブログがどんなブログなのかの説明はあとで書こうと想います。

【資本論】を読み進める

資本論」という本の紹介。

そして、それに注目を集めようとする人達が出てきそうで筆者は怯えている

今回はそんな話

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※注意
この記事は、参考にした動画を元に作成されています。
あくまでも個人の感想です。
私の解釈が間違っている可能性があります。
この情報を鵜呑みにするのではなく、これを読んだことをキッカケに一緒に「資本論」について考えていきましょう

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お仕事お疲れ様です。
せっかくのゴールデンウィーク、あたなの大切な時間をわざわざこの記事のために使っていただけるなんてありがたい

この記事を見るとはアナタ…  勤勉ですね

(すいません、松岡禎丞さん大好きなんです)

さて、今回紹介する本は
カールマルクスの「資本論」です。

では、さっそくお知らせしていきましょう

●1.ふーあーゆー?
そもそもマルクスってのは何者?

簡単に言うと

「ドイツ出身の経済学者」、「19世紀のイギリスを生きた人」

●2.意見内容
では、この「資本論」という本はマルクスさんのどんな意見が書かれているの?

資本主義はこのままだと崩壊する

資本家が労働者を搾取しすぎ

といった事が書いてあるらしい

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では、なぜ?
マルクスはこのままだと資本主義は崩壊すると書かれているのか?

読み解いていきましょう

マルクスさんによると

資本主義がこのまま進むと、
資本家が労働者を搾取し、
資本家と労働者との差が大きくなり、
いずれ労働者による反乱が起こるぞ!

という言い分らしいです。

●3.資本家による労働者からの取得
では、この
「資本家が労働者を搾取」
というのは
どうゆうことなのか?

マルクスはこう仮定している

「社会は商品の集まりである」と

人が多くの細胞の集まりからできているように、この社会もまた商品のひとつひとつの集まりである。と考えたようだ

そして、その商品には値段・価値がある

では、その価値とはどう決まっていくのだろうか?

それは、労働者の労力によって決まる。
(マルクスさんの表現とは異なるかもしれませんが、だいたいそんな感じです。)

●4.労力
ではその

労力とは何なのか?

例え話をしましょう

木を切り倒してきて、その切り倒した丸太をそのまま椅子代わりにするのは「木を切った分の働き」につりあった価値しかない

しかし、

木を切り倒し、その木を加工して椅子へ変えた場合は、「椅子を作った分の働き」につりあった価値となる

この、かけた労力の分が価値が上乗せされ、価値の違いを生むそうだ

(椅子を作った分の働きには、椅子職人になるまでにかかった時間なども考慮して価値として付け加えられているみたい)

だがしかし、

資本家によって労働者に払われる給料は
椅子の価格の一部しか支払われない

というか、

どの程度の給料を払うかについては
この本では「再生産費」分しか払われないと言っているそうだ

●5.再生産費
では、その再生産費とは何か?

資本家は労働者を働かせますが、この働いたことによって労働者が疲れた状態から回復するまでにかかる費用を再生産費と言うらしいです。

よって、今回は例えに出した椅子をまた例に出すと

資本家は労働者に椅子を作らせます

できた椅子を売り、価値を得ます

資本家は労働者に再生産費を払います

椅子の価値よりも労働力の再生産費の方が安いので

価値から再生産費を引いた分が資本家の利益となるわけです。 余剰価値

これを繰り返していくうちに変化が起こってくる

どんどん椅子を生産します
どんどん資本家の利益が膨らんでいきます
労働者を増やして椅子を作れる量が増えます
やがて
たくさんの労働力が集まることにより1人で働くよりも効率良く椅子を作る事ができるようになります

しかし、1人あたりで作る椅子の数は増えますが
再生産費は増えないと言っているそうです。

次はやがて
たくさんの利益を生み出したことにより
機械を使って椅子を作っていくようになります
これにより、労働力は今までのように沢山はいりません
しかし、1人あたりで作る椅子の数は変わりません
よって、資本家が払う再生産費の量が減ります

また利益が増えていく

そして…
ここから段々とおかしくなっていくそうで
先程書いたとおり、椅子の価値は労力によって決まります
機械を入れたことで、椅子の価値は下がります

そう、
物価が下がっていくのです

しかし、ここで
労働者に払われる再生産費も同時に下がっていくのです

あらゆる物価が下がったことにより回復するのにかかる費用が下がるため、再生産費を下げても労働者が反乱を起こさない状況へと変わっていくのです。

そして、労働者は給与が減るのでどんどん物価が下がってゆく、デフレ・スパイラルに突入

このように
資本家と労働者の得られるお金の差がどんどん開いていく

そして、労働者はいつか気づく
これ以上は無理だと

よって反乱が起こる

という理論なのだそう

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●6.感想
では、ここまで
こうして資本主義は崩壊するよ
というマルクスの理論を説明していったわけですが

この「資本論」という本

不景気がくる度に人気がでる

2008年のリーマンショックの時もちらほらと話題に上がるようになった

このままじゃ資本主義は駄目だ!

何とか変えないと!

という思いが働くのでしょうか?

今回もコロナショックを利用して「資本論」を引用して発信する人が出てきます

でも…

このマルクス資本論では

資本主義を叩きつつも

資本主義の良いところは認め、資本主義の欠点を発信しています

だが、

結局のところ資本主義には欠点はあれど、資本主義よりも良いシステムなど今のところ無いのかもしれない

そして、マルクスが生きた時代と現代では大きく状況が異なっているということだ

これを説明しだすとかなり長くなる

まずマルクスがどんな境遇を生きた人物であるか?

それは、人種・宗教・どんな地域に住んでいるのか、その地域の歴史、この本を書くまでにどんな人生を歩んだか?、その時の歴史背景など

理解するのに難しい要素が複雑に絡み合い簡単には説明できない

特に宗教については説明されてもなかなか理解するのが難しい

ユダヤや当時のキリスト教について
マルクスがあらゆる仕事を経験してきたこと
当時、その国を治めるものに嫌われるような内容を発信し続けてきた人物であること

マルクスの友人であるフリードリヒ・エンゲルスという人物についても知る必要があるだろう

資本論マルクス1人で書いたわけではない

それを勉強してからこの本を読むとより理解が深まる

そして、決定的なのは
マルクスが生きた当時のイギリスと現在の日本では、まるで法律が異なる

本が書かれた当時と今では全く状況が違うのだ

日本では労働者は法律によって守られ、今回のような状況になっても簡単には解雇できない

現在は雇用主は仕事が無いのに従業員を雇い続けなければならず本当に困っている

なので、

不景気による経済的不安を、たくみに機会をとらえて他人の権威を利用しようとする連中に気をつけて欲しい

言っている人の立ち位置によっては政府を批判することで自分が権力を得たがっている可能性もある

社会主義共産主義を広めようとする立場なら尚更警戒して欲しい

連中は本気で日本を変えようとしにきてる

これが私の「資本論」という本に怯える理由だ

資本主義より良いものが思いつかないのに資本主義を変えようとするのは怖すぎる

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●7.参考動画
では、この本

これから起こる世界恐慌を生き抜くには全く役立たない本なのか?

その答えは、すみませんが今回の記事を書くために参考にした動画を見ていただきたい

私たちも小さな資本家になれるかもしれません

そう、サラタメさんが意見を述べておられます

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今回参考書の動画
YouTubeチャンネル、サラタメさん【サラリーマンYouTuber】より
【25分で解説】資本論 by マルクス|コロナ恐慌に搾取される前に
https://youtu.be/jWGqOuCv95M

※サラタメさんが社会主義者だとはけして言ってはおりません、この本がリーマンショックの時のように再び話題に上ると筆者は恐怖を感じると言っているだけです。

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●8.インフォメーション
この記事は前回の記事、「どこに就職したら良いのか?(今後、衰退していく業界を予想)」が思ったより読んでくれる人が多かったので社会に関する記事を作成しました。
そちらも合わせて読んでみると今回のコロナショックをより深く考えるキッカケになるかもしれません
https://note.com/tatibanayuzuru/n/n8c8518089529

 

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●9.まとめ
最後にここだけは覚えて帰って欲しい

【今回のまとめ】

このコロナショックを生き抜くために

不満を資本主義にぶつけるのではなく

自分だけが作れる価値ある商品を作り

自分を強くしよう

そう、

強くなろう